身長は、伸びる時期が決まっています。伸びる時期には一気に伸びますが、中々、思うように伸びないこともあります。そんな時には、身長を伸ばすトレーニングをしてみましょう。
身長は、成長ホルモンの分泌によって伸びていきます。その成長ホルモンの分泌を促すような運動をすれば、身長が伸びるということになります。
適度な運動は、成長を促進することに繋がりますが、激しい筋トレは逆に成長を止めてしまいますので注意します。
身長を伸ばすことが目的の運動なら、ウォーキングがお勧めです。ウォーキングは、有酸素運動ですから代謝が良くなりますし、足を使うことによって成長ホルモンが分泌されます。
何故、足を使うと良いのかというと、骨の先端を刺激することは、成長ホルモンを促進するからです。
部活で、どうしても筋トレをしなければならない場合を除いては、成長期の無駄な筋トレは止めて、ウォーキングをしましょう。身長を伸ばしたいなら、過度な筋トレはいけません。
綺麗ごとなんていくらでも言えます。
例えば、身長なんて人間が生きて行くのに重要な要因じゃないですよ~、とかって、他人は優しさを込めて言ってくれるじゃないですか~。だけどあえて、僕は本音を言いますね。
生まれつき背が高い人は、背の低い人の心情なんて分からないのです。なんだかんだ理屈を並べても、絶対に分からない。
ハンディキャンプを背負った人間の気持ちは、同じハンディキャンプを持っている人間にしか分からないのです。背が低い、それも極端に低い人がどれだけのコンプレックスを抱えて生きているか、なんて。
あるエリートの男性の話し
ある日、僕は妻の友人の女性が結婚したと言うので、お祝いのパーティーに行きました。妻の友人の女性は、沢山の資格を持ち、その中でもスキーの指導員の資格で食べていて、彼女のスキーの技術と指導歴は一流でした。
彼女が夫として選んだ男性は、世界屈指のIT企業に勤めるエリートでした。僕は、なんだか彼女が彼の肩書きに惚れたんじゃないかと心の底で思っていたのですが。もちろんそんなことは口には出しません。
新婚の二人と、僕たち夫婦は四人でイタリアンレストランで二次会をしたのですが、食べ終わって席を立った時に、僕はビックリしたのです。彼は、座っている時と立った時の身体の高さが変わらなかった。
さすがに、何も言えませんでしたが。内心はビックリして、もしかしたら僕の顔の表情には出てしまったかも。要するに、妻の友人の女性が選んだ彼は、身長がかなり低い人だったんです。
もちろん、人を身長なんかで評価すべきではない。そんなことは分かっています。でも、その時の僕の邪悪な心の一部は、完全に彼を見下していたような気がします。
どんなに地位があっても、どんなに優秀な頭脳の持主でも、身長が低いというだけで、悲しいかな、人の心は歪んだ目線を持ってしまう。僕も反省してます。でも僕の正直な気持は、僕に嘘を付いています。
身長は努力で伸びるものです。絶対に諦めないでください。この教本を信じて、毎日毎日、少しづつでもいいので頑張って下さい。僕はあなたを応援します。